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社長メッセージ

社名である『榛摺(ハリズリ)』とは、日本古来の色の名称です。現代で言うと色鉛筆の茶色がもっともイメージしやすいでしょう。決して派手な色ではありませんが、日常生活のそこかしこに必ずと言っていいほど存在し、他の色を引き立てています。
この社名には「人々の生活や、事業者・企業の活動を下支えし、より豊かに成長してゆくお手伝いをしたい」という想いが込められています。土の色にも通じる、この地味でいて汎用性に富んだカラーこそ、私たち榛摺の在り方の原点です。
 また、松ぼっくりを模したロゴマークは、「一人一人は凡庸でも、多様な個性が手を携え一つになる事で、多様化する価値観に対応できる強固な組織となり得る」という信念と、「たとえ小規模な事業者や企業でも、その特性を持ちよりタッグを組むことで、持続可能なビジネスを構築でき、知恵の共創によりその規模を拡充させることができる」という当社のスタンスを表現しております。

  現在、社会を取り巻く環境は激烈なスピードで絶え間なく変化を遂げています。この時代を生きる我々は、一握りの天才や巨大企業がもたらしたパラダイムシフトのまさに只中にいるのでしょう。このような転換期にあっては、ビジネスにおいてもさまざまなメソッドがまことしやかに成功例として語られる中で、時代の寵児が生まれては消え、消えては生まれるを繰り返しております。
生産人口の減少も相まってサービス業においてもAIやIoTの導入が加速しております。
後継者や人手不足、時流の変化の過程における淘汰の波にさらされ、伝統ある事業者様やサービス形態そのものが消えゆく危機にさらされております。
その中で、私たちはITをツールの一部として利用しながら、あくまでも人による人のためのサービスを提供することを軸とし、そして、そのようなビジネスを行う事業者様を支援する役割を担うことを選択いたしました。
一見、時流に取り残されたかのようなこの選択を、私たち榛摺の使命と考え、継続と成長という課題に、日々果敢に挑戦し続けて参ります。代表取締役 大串隆之